監督抱負

シーズンに先だって~

試験休みによる長期オフも終わり、2月1日よりいよいよ今年のシーズンが始まります。

今年は例年行われる12月のトレーニングに加え、1月の試験の合間に初めての試みですが部内大会を行いました。部内での競争意識を高めること、また自主トレという意味合いもあってのことですが、2月2日から始まる合宿へはスムーズに入れるのではと思います。

3泊4日の高槻での合宿は、1年間を通して戦う為に基礎体力の強化を図ります。

また今年の目標の共有を図り新チームとして一丸体制の基礎を作りたいと思っております。

昨年は男子は関西リーグ2位、王座で2年連続の3位、女子は初めての1部リーグ3位となりました。

また個人戦でも春関では男子が頑張り、シングルスで準優勝、ダブルスで優勝、夏関では女子がシングルス準優勝、ダブルス優勝と好成績を残せました。

また年末のインカレインドアでは男子シングルスでベスト4に入るなど少しずつではありますがレベルアップしてきていると思います。

関西だけに止まらず全国レベルで堂々と戦える地力はつきつつあるかなと感じています。

これもひとえにOB、OGの皆様並びにご父兄の方々からの厚いご支援のおかげと感謝しております。

この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

当然ながら今年は昨年以上の戦績を残すことを目指しますが、単に結果を求めるのではなく魅力ある人間的にも成長した関西大学テニス部を創りたいと思っています。山本哲弘コーチ、その他指導者一同とともに今年も頑張ります。

さて、男子は3年連続で王座に出場することができ、2年連続全国3位になりしたがやはり関東の大学の壁は破れませんでした。

しかしながら8連覇を成し遂げた早稲田大学との戦いでは得るものがあり、大きな自信にもなりました。関西リーグでの3年ぶりの勝と今年は大きく全国覇を目指したいと思っております。

女子は昨年初めて1部リーグを戦いました。3位という戦績はよくやったと思います。強豪の中での戦いはかなりの苦労もあるかと思いますが、目標は高く女子も王座出場です。男女アベック王座出場目指します。

個人戦では昨年と同様タイトルを取りに行きたいと思います。またインカレへの出場数を最低でも男女併せてシングルス16本ダブルス8本は実現したいと思っています。

団体・個人ともこれを成し遂げる為には体力強化・集中した練習・練習内容の充実を図ること、また対外試合やレベルの高い試合を増やすことで経験を積みメンタル的な強化等が不可欠です。

また自主性と自立を選手には持って貰いたく、またアスリートとして私生活からも見直し、自ら苦しい練習やトレーニングにチャレンジできるようになって貰いたいと願っています。

プレッシャーに弱い関大ではなく自らプレッシャーに挑戦する関大テニス部を作って参ります。

今年も多くの有望選手が入部予定です。 今までに先輩の方々が築いて下さった伝統や精神を受け継ぎ、また新たな歴史を創るべく、逞しく、魅力あるそして成長する関西大学テニス部を築きたいと思います。

OB・OGの皆様またご父兄の皆様からのますますのご支援宜しくお願いいたします。

関西大学 テニス部監督 下村 哲史

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